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| from France |
| 市場 Marche(マルシェ) |
2004.11.24 |
| 今回は、マルシェ(市場)をご紹介します。 こちらで暮らしていても勿論頻繁に通い、旅行中の方にもぜひフランスの食を知るために行って頂きたいスポットです。 食欲旺盛なフランス人の台所をどの時代でも支えているマルシェ。基本的には、Marche decouverte(露天市)、Marche couverte (常設市)の2種類があります。これらのマルシェは、週に2〜3回、朝7時頃からお昼過ぎまで行われます。地元の人達が、車輪のついた買い物かごをひっぱりながら、混雑した中を上手に進んでいきます。マルシェは、パリ市内だけでも、26ヶ所ありパリ全ての地域を網羅しています。 |
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![]() 八百屋さん |
八百屋、肉屋(鳥肉屋、豚屋、牛肉屋、場所によっては、馬肉屋にそれぞれ分かれているケースが殆ど)、お魚、貝類、チーズ乳製品、パン屋、季節によってはきのこ専門店、台所用品、お花、洋服等、日常用品はここで全て揃ってしまいます。彩りよく並べられた野菜やフルーツを見ているだけでも楽しいものです。 | ![]() 鶏を回転させながら、こんがり焼いていきます。 |
| そして、マルシェの大きな利点は、何でも一つから購入可能。例えば、今晩食べる数だけのアボカドを一つ単位で購入可能、無駄が出ずに経済的、冷蔵庫もいつも必要なものだけ入っている合理的な発想。欲しいものをお店の人に伝えると、1種類ずつ計りで計って合計金額を言ってくれます。 マルシェに入ると、まず目立つのが、八百屋フルーツ屋さん。日本では見かけられないような物が沢山、山積みになっています。まず色や並べ方の雑然とした感じが、かわいく楽しい気持ちになってきます。 |
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日本のパックに入っているお行儀のいいまっすぐなきゅうりなどに見慣れいてる方は、本来の当たり前の姿が結構新鮮だったりする事でしょう。ホテルに滞在でも、フルーツや簡単なお野菜なら召し上がれるのではないでしょうか。ただ、その時、注意して頂きたいには、日本のお野菜より自然に近いという点。 特にレタスなどは泥がついているのは当たり前、虫がいる事も多いですので、お気をつけて。そして、私がフランス国内旅行をする際には、必ず地元のマルシェに立ち寄る事にしています。お店の人を見ていると大体その地方の人々の特徴もつかめますし、何よりもパリでも見かけない物、つまりその地方の特産品を発見できるからです。南に行くと、オリーブ専門店、蜂蜜専門店や手作りジャム屋さんがあったり、また地方によってはハム加工店でトリュフ入りのサラミなど喉の奥がなる物にたくさん出会えます。 |
![]() パリ6区のラスパイユ通りはBIOバイオ商品のみを扱うマルシェ。 |
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また先日、マルシェでこんなイベントが行われていました。フランス全土で、10月11日〜10月17日までLa
semaine du Gout「味覚週間」なるものが開催されました。今年で、14年目になるこのイベント。食材を見直して、食べること生活事態を見直そうという趣旨。具体的には、次の世代を担う子供達を対象に学校や、公共施設を利用して、プロのシェフによるお料理教室が行われたり、各地区にあるマルシェでは、有名シェフがお料理のアドバイスをしたりします。現在フランスでは、お母さんも働く家庭が殆ど、食に対して興味がある国民でも日々の家庭の食事は手抜きになるのが現状であり、昔ほどフランス家庭料理の味を知らずに育つ世代が増えてきているそうです。そんな中で、次なる世代を意識してこういうイベントが開催され、しっかりと危険性を感じそれに対して行動を起すという事実を、私は嬉しく思います。 パリの各地区には、必ず庶民の食を支えているマルシェがあります。ホテルの方に聞けば必ず最寄のマルシェを教えてくれます。次回のご旅行の際には、是非お近くのマルシェに行って、フランスを発見して下さい。 |
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ライタープロフィール:高橋 奈美(Nami Takahashi) フランス在住。パリでインテリア及びデザイン学校MJMを卒業後、内装関係の仕事やフランス製品のバイヤー、また、長年の食文化への興味をいかし本格的にヨーロッパ古典磁器絵付を習得中。最近は、最新スポットの食空間やホテルを中心としたパリのコーディネート業をこなし、フランスの文化を日本に発信すべく活動中。 nami.takahashi@wanadoo.fr (ご質問やお問合せは左記のアドレスまで) |
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