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通信

from Germany

ドイツのくらしとテーブルコーディネート Vol.2
週末の愉しみ


「ベルリン天使の詩」で天使が舞い降りた勝戦記念塔
 世界規模のコスモポリタン、ベルリンは東京23区の約1.5倍。それ自体がモダンアートのような新建築が次々と建てられ、街全体がダイナミックに飛躍しつつある一方、昔から変わらない緑地は街の30%を占めています。
 街のほぼ中心に位置する「ティアガルテン」は南北1キロ、東西2キロにおよびヨーロッパでも最大級の公園。もとは森林地帯でしたが、18世紀にフリードリッヒ王が離宮への道をつくらせ19世紀に入り市民公園として整備されました。
 映画「ベルリン天使の詩」で天使が舞い降りてきた勝戦記念塔はこの公園を貫く通りにそびえ、尖塔の女神が微笑むその西側で毎週土日にアンティークマーケットが開かれています。
WMFの美しいフォルム。ステンレスで軽く実用的、セットで45ユーロ!
 
ヨーロッパで一番古い
マイセンの数々
1920年代のジョージジェンセン、左のナイフで一本95ユーロ。
 規模や簡単に目を奪う豪奢さは、ロンドンのポートベロー、パリのクリニャンクールののみの市におまかせするとして、ここでしか出会えない掘り出し物を探しましょう。
 ひかえめながら眺めれば眺めるほど訴えかけ、愛着が湧いてくるような光沢を持った器。実用性と美しいフォルム、クオリティーを兼ね備えたカトラリー。世界で2番目に移民が多く多国と国境を共にするお国柄、北欧や東欧などの近隣諸国からもいいものが集まってきます。
 テーブルウェアーではハンガリーのヘレンド、デンマークのロイヤルコペンハーゲン、ジョージジェンセン、チェコのボヘミアングラスなど、おなじみのブランドでもお目にかかったことがないめずらしい古いデザインに新鮮さを感じることもしばしば。
 コーヒーを片手に、好奇心と想像力があれば十分。ごった返す人ごみに飲まれたら、あちこちひやかし店主と話しているうちに古い物たちが生きた時代にタイムトリップしています。


ライタープロフィール:
かしわばら あや
Gullivers Travel Assosiates Berlin 代表
1997年赴任で渡独。世界各国からドイツに来るツーリスト、視察旅行の旅程管理を行う。仕事柄さまざまな国の文化や生活習慣の違いを肌で感じる毎日。
母の影響を受け、現在はテーブルコーディネーターとしても活動中。

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