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| 静岡県 | |
| 柔軟な10代 〜食育は生活に潤いを与える〜 |
2005.7.13 |
| 今回注目したのは、毎年2月に東京ドームにて開催される「テーブルウェア・フェスティバル」にて2度も大賞を受賞された加藤知里さんがお住まいの静岡県。 現地の専門学校に勤めてらっしゃる加藤さんは、授業を通じて現代の若者たちにテーブルコーディネートを伝えています。その中から現代の若者の食に対する意識が見えてきました。 |
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| 私はデザイン専門学校の講師を始めて8年目を迎える。テーブルコーディネートを授業に取り入れたのは、私自身も興味を持ち、ライフスタイルを学ぶクラスには欠かせない応用分野だと感じた7年前のこと。朝はコンビニのおにぎりやサンドウィッチを少し食べ、お昼はファーストフードのハンバーガー、ポテトや、コンビニ弁当。夕食はアルバイト後帰宅し、冷めてしまった食事をする学生は、ほとんど「食」へのこだわりはない。しかし、お菓子やカップラーメン、お弁当などの新商品には敏感である。限られたお小遣いと体型を気にする世代は「食」にお金を使わない現状を目の当たりにし、「食」に対する意識改革ができないか、生活に潤いを与えるヒントを提供できないかと考え授業を企画。なぜ、今「食」を学ぶのか、コーディネート能力を身につけるのかなど、今後のデザインやトレンドを担う学生にとって必要不可欠な事を説明し、興味を持たせるところから始まる。 | |
| 授業は、ライフスタイル、トレンド、カラー、食卓史、日本、西洋、中国などの料理の特徴、食器の種類、フィギアなどの知識を学んだ後、コーディネート演習をする。身近なコンビニの食材を教材に、盛り付けによりおいしそうに、高級に見えたりする変化を実感させる。次のステップとして、コンテストに挑戦。コンセプトを決め、食器、カトラリー、ファブリックなどを買いに行く。日常とは異なる視点で生活雑貨、食器、花屋などを散策。試行錯誤し、買い物してくる姿は、食に対する意識改革、思考の幅の広がりを感じさせる。 テーブルコーディネートは、奥が深く、素材感、季節感、デザイン、形、色、空間などを通して多くのデザインを指導できる分野であると実感している。今後も、若い世代が、生活の中に気軽に取り入れ、スタイルのある生活を送れるような食育指導を目指していきたい。 |
![]() 東京ドームに挑戦し、入選した作品の前で記念撮影! |
| 右 学生の東京ドーム出展作品 中 学生の世界お茶まつり出展作品 下 学生の東京ドーム出展作品 ![]() |
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| 本文 text by Chisato Kato 【プロフィール】 美大でデザインマネージメントを専攻。企画開発の仕事を経て、デザインの専門学校で雑貨デザイン・トレンドコーディネート科講師を勤める。生活に彩りを与える授業を担当。カラー・ライフスタイル・テーブルコーディネート・礼法などを中心に活動。その他、時代の求める学科企画・運営・イベントに携わると共に、常にトレンド情報を提供する学生指導に取り組む。2005年11月東京に拠点を移しLife & Design Studio Tamにて活動予定。生活とデザインをキーワードにライフスタイル提案、作品制作に力を入れていきたい。 URL www.studiotam.jp |
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