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通信

SHOPシリーズ

2006.7.7

SHOPシリーズ第一回目は、ショップのアイテムを使ってすてきなテーブルコーディネート提案をされている「Madu」の瀬野光子さんに、テーブルコーディネートの楽しみ方をお聞きしました!
 
青山の裏道に誕生してから今年で12年目を迎えたMaduは、現在全国9店舗を数えるハウスウェアショップです。色の組み合わせを工夫したり、ある記念日のテーブルをアレンジしたり…など、いつもとちょっと違う食卓のご提案をされています。ご自宅で食卓を楽しむ“コツ”を伺ってみましょう☆
 私たちは、ほんとうに気持ちの良い生活を求めている人達のために、食器を中心にご提案しています。
 日本人は、各国の文化に育まれた様々な情報や物を、暮らしの中に幅広く、上手に取り入れている国民です。南仏プロヴァンス地方のハンドペイントの器に手を触れて心の安らぎを感じ、懐かしさを覚えた時、これは私たちが大切にしてきた“和”のものと共通のぬくもりがあると感じました。
 こんなぬくもりの感じられるものを、“Madu”のフィルターを通し、《和と洋の調和のとれた心地よいスタイル》を展開しています。
 1994年のオープン当初より、四季折々の自然から感じとる、色彩の美しさと鮮やかさを取り入れ、夢と遊び心のあるテーブルセッティングでお客様をお迎えしてきました。店内に2つある140cm角の大きなテーブルで、月に2回ほどテーブルセッティングを行ってきましたので・・・単純計算すると約600パターンのテーブルセッティングを展開してきたことになります。


ライトイエローにブルーが映える爽やかな印象のテーブル。遅く起きた朝の大切な人とのブランチ。テラスで風を感じながら楽しみたいですね

 常時約5,000品目ある商品の中から季節感や色合いを考え、器や布を選んでコーディネートすることは、それはそれは楽しいものです。この12年間、多くのお客様に喜んでいただき、中にはセッティングそのままの組み合わせでお買い上げいただくことも度々ありました。
▲テーブルセンターをクロスさせて4人用のセッティングを作りました。
(左)南仏のオリーブ柄の器には織部の飯碗が良く合います。緑+赤茶+アイボリーの組み合わせ。
(右)有田で描かれた木蓮の絵皿が鉄釉のお皿に映えます。藍色+鉄色+白の組み合わせ。


 テーブルセッティングの際は季節感を大切にしながら、色と素材の組み合わせにもこだわっています。
 それは、食材を選んで美味しいお料理を作ることと同じです。旬のものを上手に彩りよく選べば鮮度が良いし、リーズナブル、そしてなによりも身体にいいのですから。
 コーディネートをする時は、テーマが決まったら、まずはリードするカラーを決めます。 そしてその色に映える次の色を配色していきます。同系色のグラデーションの美しさ、反対色の楽しさ…テーマやメニューに合わせて組み合わせは無限に広がります。
 自然素材や金属にも風合いや色があります。全体のトーンを意識して差し込んでいくと“やわらかさ”や“リズム感”が生まれます。また、ストーリーを膨らませてモチーフ物やお花を加えていくと“遊び心”や“癒し”も感じられるようになります。
 例えば、上の写真のように木版の植物柄のテーブルクロスを使う場合、クロスの中に使っている色を引き出して器や花を選んでいきます。よーく観察して店内を見回すと「ここだよー!」と、呼ばれる感じで器が選べます。相性のいいものは必ず店内にあります。そうなってきたら楽しくてしかたがなくなってきます。
 ご家庭でも一緒です。同じ人がその時々に気に入って集めたものならば、食器棚の中に、相性のいいものが必ずあるはず。どうかそんな楽しさが味わえるまで、くりかえしあきらめずに楽しんで続けていってください。

(左)ストロベリー柄の木版染めのクロスにモチーフや色合いを合わせました。ストロベリーにミルクを混ぜたようなピンクがキュートです。子供の集まりにもいいですね。
(上)キャンドルはケーキにさすだけじゃなく、時には手作りのパンに飾っても。喜びがいっぱいのパーティーは思いっきりカラフルなテーブルにしてはいかかでしょうか。

 「お店は、たくさん器があるから素敵なセッティングが出来る・・・。」と思う方もいらっしゃると思いますが、私たちはご家庭でも気軽に楽しくテーブルセッティングが出来るヒントをいく通りも提案しています。テーブルセッティングを考える時は、絵柄等のシリーズ物や高価なものでかちっと固めることはしていません。ばらばらな物でもテーマや目的さえしっかり持てば、その人らしいハーモニーが生まれると考え、お客様の器選びのお手伝いをさせていただいています。「美味しい!楽しい!」いろんな人の、いく通りもの夢のある暮らしをお手伝いできるなんて、本当に幸せなことだと思っています。

〜器は、お料理を引き立てる名脇役、主役はなんと言ってもそこに集う人達です〜


テーブルコーディネート・文 瀬野光子さん
【プロフィール】1994年の青山一号店の立ち上げより、商品企画に携わる。ヨーロッパ、アジアでの買い付け、国内器作家の発掘、オリジナル商品の企画からテーブルセッティングまで、仕事は多岐に渡る。


Madu -Aoyama-〔マディ 青山店〕
 
〒107-0062 東京都港区南青山5-8-1 セーヌアキラ1F
TEL 03-3498-2971
営業時間:11:00〜20:00
定休日:無休
URL http://www.madu.jp/

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