2006年東京ドーム
入選
古き良き日本の心に包まれたランチ
植木加寿子さん
(東京都/書家)
 女性同士でゆっくりとくつろげる語らいの場として、日本の美を食卓に取り入れました。卓上の器(白磁に呉須)、扇、料理、背景には着物(墨書)、灯り(筆文字)を配し、それらが会話のきっかけとなり、話題は尽きることなく続き、これまでの人生を振り返りつつ、和やかな時間が流れてゆきます。

講評
阪口:
空間演出は会話のきっかけ作りに十分です。卓上の扇を2客分は半分閉じておく、または扇をメニューやネームカードとして使うのも、食卓に変化を持たせ素敵な演出となります。

MENU
*先付け:だし巻き玉子、海老の甘煮、そら豆
*お造り:マグロ、鯛、イカの3種盛り
*吸物:鱧の吸物仕立て(梅肉、白瓜、青ゆず)
*焼き物:鮎の塩焼き
*煮物:夏野菜の炊き合わせ
*揚げ物:海老揚しんじょ
*お食事:梅ご飯、赤だし、香の物
*水菓子

四 季
記念日
対 象 友人、女性
TALK基本8分類
モダン
墨書の着物、卓上の扇の印象が強いです。どちらもクラシックさがあるアイテムですが、食卓周りでのあしらいとなると前衛的な感じが出ます。色使いもあってモダンに